道警察から札幌市を介して、特殊詐欺の情報提供がありました。
2/25~2/28にかけて、特殊詐欺の予兆と思われる不審電話が複数回ありました。
【不審電話の内容】
旭川市や札幌市の清田区などで不審電話が複数回ありました。
「組織犯罪対策課」の警察官を名乗る者から
『最近、身分証明書を落とされませんでしたか』
『詐欺の被害者として、あなたのおじいちゃんの名前がありました』
該当なく不審に思いさらに追及すると一方的に電話が切れた。
また、「捜査二課」を名乗る者から
『ある事件で盗難の犯人を捕まえたい。いっぱい盗んだ物から、あなた名義の通帳があった』
通帳はなくしてないし、妻がしっかり管理している。どういうことか、と訪ねると一方的に切れた。
● 過去、警察官を名乗り、被害にあったケースで、口座が不正に使われているなど不安を煽り、動揺させ、通帳、キャッシュカードを預からせてとだまし、暗証番号まで教えてしまっています。
●不正に利用されているので、現金を全て引き出し、偽札が混じってないか、確認させて欲しいと預かって、被害にあったケースもあります。
この手の手口は、地域に一斉に起こる場合があり、軒並み実施される。何百と電話し、1件でもヒットすれば儲けものと思っています。
警察の捜査で、預金を全額引き出して、偽札確認のために預かることはありません。事件被害者となった場合でも、警察署で話を必ず聞きます。電話で済ますことはありません。
何とか預金を引き出そうとする手口です。電話だけで警察だと信用しないで、警察署に確認が必要です。そのくらい、慎重になっていいと思います。
不審な電話で、一人で悩まず、いろいろな人や警察に相談しましょう。身近な知人が頼りになります。単独で判断せず、積極的に相談しましょう。
【配信: 北海道 環境生活部くらし安全局】
記 鎌田英詩